2015.1 かいもづ
山形県の新庄市には蕎麦の名店があり、そこでいただいた蕎麦がきはレベルの高いものでした。その名も「かいもづ」。蕎麦掻きの「掻く」+「もち」(見た目や食感でお餅に見立てた)の「かきもち」が山形訛りで「かいもづ」になったという […]
2014.10 チュロス
粉もんは油の力を借りて、さらに美味しくなるカテゴリー。チュロスもその大きな一角を占めています。 発祥といわれるスペインの街角では、老舗のチュロテリアでチョコラータと一緒に味わうのが定番ですが、アルハンブラ宮殿の近く、グラ […]
2014.3 ポレンタ
北イタリアの小麦が採れにくいエリアの名物という、ポレンタ。トウモロコシ粉なので、大陸発見以前は、ほかの 雑穀が使われていたのでしょう。でもこの鮮やかな黄色になるには、トウモロコシ到来を待たなくてはならなかったというわけで […]
2014.2 けいらんきつね
鶏卵うどんの歴史は江戸時代からと言われますが、ここに甘辛く炊いたお揚げを入れるようになったのは、おそらく明治後半以降のことでしょう。明治中頃大阪発祥のきつねうどんもお客さんのアイデアからといいますが、こちらもけいらんうど […]
2013.9 にらせんべい
信州のかくれた名物、にらせんべい。地元の人によれば、「そこらに勝手に生えてる」にらを、小麦粉で焼いたとってもシンプルなおやつ。粉の量や油の使い方で、作り手によって 十人十色。厚みや焦げ具合で食感もさまざま。そのままでも美 […]
2013.6 きしころ
先日、名古屋の製麺技術の高さに驚愕したばかりですが、名古屋らしい夏の涼麺はこれが代表すると思います。コロのきしめん、「きしころ」。香る露と書いて、「ころ」と呼ばせるのも素敵ですが、お店ごとに完全手打ちのきしめんは、薄さ、 […]
2012.11 ガレット
フランスのブルターニュといえば、独特の食文化と伝統をもつエリア。フランス語ではなく、グレートブリテンに 影響を受けたブルトン語を使うブルトンが漁業や、そば粉、りんごを栽培して暮らしていました。 世界遺産モンサンミシェルも […]
2012.7 ドーサ
南インド、トリヴァンドラム駅そばのミールスで出会ったドーサは、直径40㎝ の見事な円から円錐やロール状にして、バナナの葉っぱにのって出てくるんですが、本場と近い美味しさに、日本で再会することができまし た。ドーサは、豆粉 […]
2012.7 おろし海老天ぶっかけ
夏の麺は一入ですが、高円寺さぬきやのシメに出てくる海老天ぶっかけは、その代表格。鬼おろしの食感を残した大根と店主のお母様が半世紀にもわたって揚げ続けてきた花衣の海老天。 まねてみたもののまだまだ大輪の花にはならず、それで […]