いまや世界に通用するワード「やきそば/YAKISOBA」。
ソース焼そば、あんかけ焼そば、焼うどん、焼ラーメン、素麺チャンプルー、パッタイ、ミーゴレン…など
焼いた麺類すべてを、やきそばカテゴリーとし、世界のYAKISOBAを視野にリサーチを進めます。
ソース(洋食)×麺(中華)×だしツッコミ(和食)で完成される、ニッポンの「やきそば」。
国民的人気メニューでありながら、そこまで注目されてこなかった「やきそば」。
日本の食文化「YAKISOBA」の地位向上をめざし、日々やきそばを探求し、やきそばに思いをかけるメンバーが集い、やきそば総研が始まります。
今回の現状調査から、好きなメニュー、食べる頻度、どの結果を見ても、多くの人に好まれていることは明確。
ですが、他の定番メニューと比べると食べる頻度は1位とはならず、いずれも中途半端な結果となりました。
でもこれが、現在のやきそばの立ち位置なんです。
冷蔵庫の余りもので、手軽に安価で…それも大事なことですが、やきそばの真の魅力はそれだけじゃない!
焼き方、具材、アイデアで、あっと言わせる・食卓が笑顔になるご馳走としてのポテンシャルがある!
レンジアップだけの調理など簡便志向が高まり、家庭での一からの手作り料理が減っているなか、現在も「簡単でおいしく作れる」ことから、フライパンで日常的に手作りされるメニュー・やきそばは、栄養、食育の観点からも貴重な食文化として、もっと評価してほしい、と考えます。
やきそば総研では、このような定点観測や調査研究を行い、広めることで、次世代にも継承すべき「やきそば文化」の進化・醸成を目指していきたいと思います。