2022.1 おくずかけ

宮城県白石市は片倉小十郎景綱ゆかりの地。
白石三白として、和紙、葛、温麺の生産が奨励されましたが、なんとその歴史をそのままおいしい一杯にした「おくずかけ」が健在で、観光資源としても活用されています。

乾麺として贈答にも人気の白石温麺(しろいしううめん)は短さも特徴的で、ゆでやすく、食べやすいこともいまの時勢にぴったりです。
胡麻だれ、胡桃だれでいただく冷たいのもおススメですが、この季節はやっぱり麺益力あふれる温かいおくずかけが最強でしょう。
豆麩、椎茸、彩りの良い具材ととろける温麺が葛のとろみだしにからんで、心身ともにあったまります。